善と悪。 

善と悪これを対として出す人は多い。
僕は本当にそうなのか、と思っている。

キリストだって、魚を食べた訳なんだから、生物を殺した男だし。
ヒトラーも女性を愛した、普通の男だった。


価値観って何だ?

例えば、僕は背が高い方だ。
なぜなら、僕の身長は170cm後半で僕の世代の、
平均身長は160cm半ばだからだ。

だがもし、僕の世代の平均身長が2mなら、僕はとてつもなく小さくなる。

価値観はその人の常識によって、決定される。


そして、完璧な悪も完璧な善も存在しないのではないか?

先にあげたように、どんな悪人にも善い部分があるし。
どんな善人にも悪い部分がある。

もし、欠点がなければそれはおそらく、我々が神と定義するものだろう。

ちなみにこのような考えを一般的に相対主義と言います。

ここら辺を提唱した学者で一番面白い人は
アメリカの由緒正しき学術雑誌ネイチャーから、科学の敵No1と言われた
ポール・K・ファイヤアーベントだろう。