経済が凄い動いてる。

経済ほど世界の流れを、表しているものはないんじゃないか。

この記事を書いてる時点の円は87円。これはものすごい円高

例えば、100万円のお買いものをしても(通常値を1$=100¥に定義)

13万円分お釣りがくるので、ものすごく得なように見えるのだが、
実は日本としては不利。

日本は資源がないので、資源を輸入、それを加工し輸出。

という輸出大国な訳だ、そうすると輸出するときに買ってくれる側(ここでは米)

からすれば、ドル安なので13万円損する訳だ。
そうすると、どうしても買い渋りが起きてしまう。

日本は自動車などの、製造業が主流なので、とてつもなく痛手だ。

しかも現政権の民主党円高に対する政策を打ち出さないし
製造業への派遣の禁止など、日本の製造業を潰そうとしてるようにしか思えない。

環境についても、「2020年に温室効果ガス排出量を1990年比25%削減する」
と豪語した。

それもどうやら、日本の高い技術力を利用する訳でなく。
他国との排出権取引で、どうにかしようとしている。

「日本は他国との排出権取引で25%の削減に成功した。」

「日本は高度な独自技術により25%の削減に成功した。」

では
イメージがずいぶん違う。
鳩山さんはどのようなジャパンカラーを打ち出していくつもりなのだろうか。

しかも科学技術の予算まで、減らしている。
日本はエコカーで独自市場を創り、他国との差別化を図っているのに
とどめを刺すつもりなのだろうか・・・。


日経平均は9,383円と、とうとう9400円割れ。

政府がデフレ宣言を出した。

色々大変なJALの株価は24日に87円で本日26日は91円(どちらも終値

経済危機や大企業が倒産すると、株価や外資の流れが変則的になって面白い。
現場の人からすれば、たまったもんじゃないだろうけどね。